自動車購入術>それでも巷の「最高値引き額」は利用できる！

では、ネットや雑誌の「最高値引き額」はムダかというと、
そうではありません。

営業マンの手口・手法さえ理解しておけば、
「最高値引き額」は交渉の条件として十分に活用できます。
しかも、「スマートに」「気持ちよく」です。

大上段に「○万円値引いてくれ！」なんていう必要はないのです。
正直に「ネットや雑誌で値引き価格はざっと見てきました」と、
そっと会話の途中に差し込むだけで十分です。

営業マンは「そういうのはお客さんの方が詳しくて…全然雑誌も読みませんから」なんてしばしば知らないふりをしますが、
仮に雑誌を読まなくても、日々交渉しているのですから熟知しているのは当然です。

したがって、「見てきました」といわれるだけで、
十分なけん制球となるのです。

そのためにも、せっかくの情報ツールは最大限に活用して、
「最高値引き額」についてしっかり頭に入れておきましょう。

さらにいえば、本来は下取り額の一部が充当されているはずの「最高値引き額」を利用して、
それに近い「車両本体値引き額」を引き出すことも不可能ではありません。
それについては別記しましょう。