自動車購入術>ディーラー訪問日で分かれる○十万の「得」と「損」

なぜ「2週間」待つことが大切なのでしょうか。
結論からいえば、たった2週間、ディーラー訪問日が違ってしまったばかりに、
数十万単位で値引きの差が出ることがあるからです。

ディーラーには、当然「販売目標」があります。
そして、他の業種同様、「月間目標」として設定されているケースがほとんどです。

販売目標については、
メーカーや車種、役職によっても違いますが、
大体月間「4〜10台」というあたりが一般的のようです。

その目標値はどうあれ、月末というのは、
営業マンにとってノルマが達成できるかどうかという、
非常に大切な時期であることはまちがいありません。

したがって、目標まで達していない場合、
（目標は高く設定されるのが常ですから、このようなケースの方が多いでしょう）
月末が迫れば迫るほど、営業マンはあせってきます。

つまり、「大幅値引き」も出やすいということになりますね。
場合によっては、これだけで20〜30万くらい違ってくることだってあるのです。

もちろん、月末契約（登録）が前提ですから、
30日や31日にディーラーに飛び込んだのでは間に合いません。
月の半ば過ぎての訪問がベストでしょう。
ですから、月の初めにクルマが欲しくなっても、2週間は待ちましょうというわけなのです。