自動車購入術>むっつり・だんまり「後見人」は連れていけ

本命ディーラーを訪問する際、
ひとりでいくのが良いのか誰かを連れて行くのが良いのか、迷うところです。
私は迷わずこうアドバイスします。
「ひたすら不機嫌そうに黙っておくだけの後見人を連れて行け」と。

連れて行くのは、奥様でもいいし、友人でもいいでしょう。
しかし、まちがっても営業マンのペースに乗せられないことを確約させてください。
営業マンは、購入を勧めるために、
付き添いの人間にもいろいろ話しかけてきます。
奥様であれば、ちょっとした女性向けの用品サービスや、
プレゼントなどで気を惹こうとするでしょう。

しかし、まともに応対させてはいけません。
むしろ、車の購入には反対しているのだ、
くらいの態度を見せられると良いでしょう。
実は、これが商談の最後の最後で効いてくるのです。
いよいよ、商談も大詰め、契約書にサイン、となったときに、
「いやあ、妻がまだ価格に納得してくれてないんだよ。」
と、最後の一押しに使えるのです。
しかも、自分と営業マンとの人間関係を何ひとつ傷つけることなく…。